2011年5月8日日曜日

米FOMC、政策金利据え置き ゼロ金利当面維持を示唆

 【ワシントン=渡辺浩生】米連邦準備制度理事会(FRB)は16日開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を現行の0?0?25%に据え置き、ゼロ金利政策を続けることを決めた。今後もFF金利は「長期にわたる異例の低水準」を維持するとの見通しを改めて示した。

 声明では、経済活
動が拡大を続け、労働市場も「安定しつつある」と述べ、景気認識の改善を指摘。ただし、家計の支出は、高失業率や厳格な金融機関の融資姿勢などによって抑制されていると指摘した。

 そのうえで、インフレ期待の安定など経済条件が「FF金利の異例な低水準を長期にわたって正当化する」という従来の声明の表現を踏襲し、2008年12月に導入し MBT シューズ
たゼロ金利政策が今後数カ月は継続される見通しを示した。住宅ローン担保証券(MBS)の買い取り策は3月末までに完了することも確認した。

 採決ではカンザスシティー連銀のホーニグ総裁が、異例の低水準の金利継続は「もはや正当化されない」と反対票を投じた。

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引用元:Perfect World rmt

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